企業成長の起爆剤となる新卒採用 ~勝ち組企業の新卒採用方法の秘訣~

【第3回】 新卒採用の5大メリット


有能な新卒を採用すれば、以下の5つのメリットを享受できます。

(1) 高いレベルの人材を確保
新卒採用では、ある一定の時期に数十万人が市場に出るため、有能な人材が毎年一定量は必ずいます。そのため、ノウハウを利用すれば、高いレベルの人材を採用することができます。

(2) 組織の活性化
有能な新卒社員が入社することで、「新卒には負けていられない」という危機感が既存社員に生まれ、既存社員のモチベーションが上がり、組織は活性化されます。

(3) 人を育てる風土を醸成
人を育てる風土がなく個人主義の組織では、1+1=2の力にしかなりませんが、育てる風土が醸成されると、1+1=2以上の力を発揮することができ、企業成長へのドライブがかかります。

(4) 理念・ビジョンの浸透
新卒社員は、企業がもつ価値観へ共感しやすいため、企業成長にとって核となる理念・ビジョンの浸透がしやすくなり、他の既存社員にも自然に波及していきます。

(5) 社員年齢構成の最適化
新卒社員が入社することで、組織の年齢構成を適正化することができます。


■  新卒採用をすべき企業 VS 新卒採用をしなくてもいい企業

それでは、どのような企業がどのようなタイミングで、新卒採用を開始すべきなのでしょうか。
新卒採用を実施すべき企業は以下のような企業です。

・・・以下のような課題を抱えている企業 

□ 中途社員が定着しない
□ 会社成長の戦略が見えない
□ 信頼できる社員が少ない
□ 離反等で会社が拡大しない


・・・以下のように、課題は抱えていないが、今が拡大出来るタイミングだと考えている企業

□ ビジネスモデルがある程度固まっている
□ 企業資金にある程度ゆとりがある
□ 俗人的なサービスのため、優秀な人がいればある程度事業拡大が見込める


では、逆に、新卒採用を実施しない方がいい企業はどんな企業でしょうか?

それは、ただ一つ、「現段階では企業成長を求めていない企業」です。

弊社自身も、社員数が二桁に及ばない9名の時に、初めての新卒採用を実施し、3名が入社し、現在は、その3名のうち、1名は子会社の社長に、2名は事業責任者となっています。ですから、企業成長を求めている企業様は、その従業員規模に関わらず、新卒採用をしていない企業様は新卒採用の開始を、新卒採用を既に実施している企業様はさらに新卒採用の人数を増やし、新卒採用の割合を高めていくことを強くお勧めしたいと思います。

理想としては、最終的には、社員数の割合を新卒社員6に対し、中途社員4にしていくことをお勧めします。

「しかし、新卒採用で本当に高いレベルの人材を採用できるのか?」と半信半疑の読者の方が多いのではないかと思います。私の過去の経験では、採用ノウハウをもってすれば、新卒採用は成功することができます。

その採用方法の秘訣については、次回以降詳しくご説明させて頂きます。

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西澤 亮一
西澤 亮一
株式会社ネオキャリア
代表取締役

2000年4月に投資会社に入社。同年11月に株式会社ネオキャリアを設立。2002年4月に現職に就任。新卒・中途の採用支援を総合的に行い、延べ1万社を支援。

新卒採用では、入り口から出口までのコンサルティング、大手就職情報サイトの販売、ベンチャー企業に特化した自社運営の就職情報サイト「ネオキャリア就職ナビ」の運営、少人数制就職イベントの運営、アウトソーシング業務の実施、採用サイト・パンフレット・動画などの採用ツールの制作、完全成果報酬型の新卒紹介サービスの提供など新卒採用をトータルで支援。定期的に新卒採用に関する無料セミナーを実施。中途採用では、転職サイトの販売・コンサルティングと完全成果報酬型の人材紹介を行う。

組織活性化に関するビジネス書「社長よりも偉いもの」(ランダムハウス講談社)、就職アドバイス本「デキル就活」(しののめ出版)著者。

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