当社グループは設立から現在に至るまで、それぞれの時代で求められる事業を提供してきました。その変化の中にありながら、現在まで脈々と受けつがれるのが「一人ひとりが能力を発揮できる会社に」という会社の姿勢と、社是「ひねらんかい」です。
設立当初は採用コンサルティング事業を主業としておりました。創業者の七村(現同社取締役会長)がリクルートからスピンアウトし、7名で新卒就職雑誌を創刊、意気揚々と事業をスタートさせたまではよかったのですが、元々3千万円あった資金が、3ヵ月後の通帳には、なんと残高7万円という状態になっていたそうです。
人もいない、お金もない・・・それなら知恵を出そう!この困難をなんとか乗り越え、生まれたのが社是「ひねらんかい」です。会社黎明期のこの苦しさがなければ、現在のグループの成長はなかったかもしれませんね。
この頃から変わらない、もう一つの当社の重要な考え方が「一人ひとりが能力を発揮できる会社に」です。
当社グループでは、中期経営計画の一つに「100人の商人輩出」という目標を掲げています。その実現のために、社内には新規事業開発部署でもある「ひねらん課」という部署があり、挑戦したいという社員に道を開いています。現在の当社グループの中核事業を担うインターネット広告事業も、初代ひねらん課出身の佐藤が当時新卒3年目の24歳の時に立ち上げたものです。
また、BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)という外部の経営者育成プログラムへの参加支援等、当社グループには情熱ある社員の挑戦をバックアップ出来る環境が整っています。その他、社外むけにも「商人輩出プロジェクト」という若手社会人向けのビジネスプランコンテストを開催しています。
もしかすると今後、情熱ある優秀な商人が新たな事業を立ち上げ、10年20年先には、当社グループはインターネットの会社でなくなっているかもしれません。(笑)
情熱を持って入社した人が、その情熱を絶やすことなく働いていける会社。一人ひとりを成長させる環境が整っています。
どんなに優秀で頭の良い人でも人の能力には限界があるかもしれません。しかし、その人の持つ情熱が生み出す可能性は無限だと考えています。能力と情熱、その二つを掛け合わせた時に、その人の持つ本当の力が発揮されるのではないでしょうか。ですから、当社グループでは「情熱」を非常に重視しています。
また、採用活動の際に「人にフォーカスしている会社」として、当社の価値観に関する説明をしています。どんな人と働くか、「事業より人を大切にしている」と言ってしまうくらい「ひと」にはこだわりをもっています。
しかし、人を大切にするということは、社員それぞれがビジネスに対する自覚と責任を強く持ってもらってこそ成り立つものでもあります。
例えば、新入社員には、入社後の研修期間を経て、配属先を決定するためのノルマが課されます。指定された数の受注等、目標を達成する事が配属の条件として課されるのです。
その厳しい試練を乗り越え、目標を達成した時、それが大きな自信にもつながります。
現在の自分に真正面から向かい合う機会にもなり、新入社員は入社早々に大きく成長しています。
現在、当社グループの平均年齢は約27歳と、非常に若い会社ではありますが、『若くても、ちゃんとしている』と言われるような会社を目指し、社員教育にも力を注いでいます。
その一つの表れとしても、社是の「ひねらんかい」が使われています。この言葉は会社の至る所で使われていて、企画書の内容が他社と差別化できなかった時や、ありきたりなキャッチコピーを提案されたときなど、「もっとひねらんかい!」といった感じで上司からのつっこみの言葉が入ったりもします。こういう社風だからこそ、更により良いものを社会に向けて提供していこうというグループ全体の姿勢にもつながっているのだと思います。

また、オンとオフのメリハリが非常にしっかりしているのも当社グループの特徴です。
例えば夏季休暇では、部長クラスの社員でも2週間の長期休暇を取得する者が多くいます。上司が仕事を抱え込むのではなく、思い切って仕事を任せる事で部下は成長するという考え方なのです。
また、3年以上在籍している社員には7日間のTVS(「たまにはヴァカンスしようよ」の頭文字)という、リフレッシュ休暇制度が与えられます。これは、1日1万円7日間で合計7万円の活動支援金が同時に配布され、社員にも好評なんですよ。
また、社内にはバーもあり、内定者がバーテンダーとしてアルバイトをしていています。日常的に社員同士のコミュニケーションの場として、またイベントの会場として大いに活用されています。
情熱を成長の原動力に変えていける環境と、一人ひとりの社員を大切にする企業文化。それが当社グループの魅力だと思っています。
<濱田さんってこんな方>
2004年 武蔵野美術大学 造形学部を卒業後、インテリア雑貨の企画・デザイン職を経て、
2006年(株)セプテーニ・ホールディングスに入社。
広報の仕事に関しては、事業面はもちろんの事、「ひと」や「企業文化」を知っていただくことで、採用や企業価値向上につながるような広報活動を目指しています。
<取材・文 佐藤 愛 2008/8/4訪問>







